夜勤あり勤務のお部屋探し事情

看護師が一人暮らしをする場合、夜勤もある変則的な勤務でお仕事をする看護師と、外来やクリニックなどの日中のみの仕事をする看護師では、部屋選びのポイントは少し変わってきます。日勤のみの場合は、部屋探しでそこまで気をつける必要はありませんが、夜勤ありの病院で看護師として働く場合、多くの人々が活動する時間に休み、多くの人々が眠る時に勤務することになります。そのため、一人暮らしのお部屋選びは、遮音性、遮光性、安全性ということに重点をおいて探すことがコツといえるでしょう。

夜勤後、昼間に休まなければならない時に、音が気になり休めない可能性があるため、日中の活動音が少ない環境を選ぶようにしましょう。例えば、学校が近くにあると放送の音が広範囲に聞こえるため、眠りを妨げる可能性があります。値段は少し高くなりますが、少しでも静かな環境になるように、コンクリート造のお部屋もオススメです。木造の建物は、どうしても音が通りやすいといったデメリットがあります。

また、質の高い睡眠を得るためにも、遮光性といった部分にも気を配るようにしましょう。ネオンが眩しい場所だと睡眠の質を低下させる要因となります。ただ、遮光カーテンを用意することで改善はできるので、遮光性をお部屋選びの一番に考えなくても大丈夫といえるでしょう。

最後に安全性です。帰宅時間や出勤時間が不規則になりがちな看護師は、治安にも気をつけておく必要があります。帰宅が深夜になったり、出勤が暗くなってからということも考えられますので、少しでも安全に通勤できるよう、いざというときに駆け込める交番やコンビニがあるかについて、事前に確認しておく必要があります。また、部屋を決める前に一度夜間に来てみて、街路灯などの灯りがあるかどうかも調べておくと安心して通勤するためにも大切です。
こういった点に気をつけて部屋探しをすることで、生活で余計なストレスをためずに看護師として働くことができることでしょう。